大和寝倒れ随想録

勉強したこと、体験したこと、思ったことなど、気ままに書き綴ります

花まつり~東大寺編~

 春日大社を後にして、東大寺へ向かった。

 

大仏殿はデカいので、こんな所からも見えるぞ

新公会堂の向こうには、毎年炎上する若草山(※字義通り)

鹿だぜ

 そして、なんやかんやで南大門についた。

「大華厳寺」と記された、デカい南大門

 デカい。何度も潜って来た門だが、今日も変わらずデカい。

 

ムッキムキである

圧倒的筋肉である

 この筋肉デカ過ぎて筋肉に固定資産税がかかりそうな金剛力士立像であるが、口を開けた阿形と口を閉じた吽形の2体で1対となって配置されている。

 ちなみに、金剛力士は仏教の守護神的な存在だそうだ。

狛犬もいるよ

うまく撮れなかった


 門をくぐる。

 

 

大仏殿が近づいてきた

拝観料払ってもっと近づいたぜ

すごいデカさだ(語彙力が足りない)

 4月8日だったので、お釈迦様に甘茶をかけるイベントが実施されていた。

こちらは小さなお釈迦様

 そして、大仏殿に入る。すると……。

とてもデカいグレートブッダ

 やべぇ……デケェ……

 幼稚園が仏教系だったこともあり、子どもの頃は寺に行くのが好きだった。

 もちろん大仏殿にも何度も入っていた。

 しかし大人になると、大仏殿に通うことを止めてしまっていた。

 人間には、幼少期の思い出の場所に成人してから行くと、「ここ、こんなにちっちゃかったけ?となることもあるらしい。しかし、大仏はデカい。ちっとも小さくならない。いや、なるはずがない。

 東大寺の大仏は、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)。宇宙の真理を表現した仏様みたいな感じだそうだ。

 スケールからしてデカすぎるのである。

 初めに大仏殿が建てられたのは奈良時代鎮護国家という思想のもと、災いを鎮め国家を護るために、建立されたらしい。

 ちなみに、幼少時代のねだおれは大仏様の背景がとても気に入っていた。

 小さな仏様がたくさんいて、背景がキラキラしていて、「死後の世界ってこんな感じなんかなあ……」みたいな想像をしたものだった。

 他にも仏像や模型があり、コロナ禍の影響以外には、子どもの頃通っていた頃と、何も変わりはないように思われた。

「うわあ、めっちゃ懐かしいなあ……」

 

 

模型もあるよ

 

福祉事業も

 子どもの頃は気づかなかったが、福祉事業についての説明もあった。

 信仰に基づいて、実際の支援にも関わっていくのがとても素晴らしい。

 宗教とは、単に目に見えない世界や観念的なことを云々するものではない。

 慈悲の心によって、社会の中から働きかけていくのが宗教のあるべき姿なのだろう。

 

細部まで意匠を凝らしてある

 なんかかんやで大仏殿をあとにし、二月堂へ向かうこととした。

ライオンっぽいやつ

1970年の万博で出展されたという「相輪」らしい

 大仏殿の脇に出、二月堂へ向かう。

来たぜ。

「誤った考えを打ち破り、仏教の道理の教えを明らかにする」

「おお……なんかすげえ……」

滝っぽいやつ

水が垂れてくる

 

階段を登ったぜ


 

二月堂から見渡す景色

階段は1つではない

手水場だが、コロナ対策のため杓が引き上げられている

 というわけで、二月堂を後にした。

 

アライさんなのだー!

 Twitterにも大量発生していると話題のアライさんだが、実は特定外来種に指定されていて、繁殖や飼育が禁止されているのだ。アライさんを国内で増やしてはいけないのだ。ちなみにアライさんの肉は美味しいそうなのだ。

 

 いつか食べてみたいのだ。

 

国の天然記念物に指定されている鹿様